FX入門基礎知識の情報
FXを始めるための基礎知識・用語・業者比較。FXとは証拠金を担保にして外国為替を売買して利益を得る投資です。元手以上の資金が運用できるので投資効率がいいこと、為替相場を対象にした取引なので馴染みが深く初心者にもわかりやすいことが特徴です。
外国為替の基礎知識
税金を納めずに脱税したということがニュースになるくらい多くの方がFX取引を行っています。資産運用としてはこれほどスタンダードなものはないといってもいいくらいです。しかし外国為替証拠金取引は元本保証がないため、運用を間違えると手持ちの資金がなくなることもあります。こういうリスク、注意点をまずは覚えておいてください。
リスクに注意、気を付けることは
FX取引にはいくつかデメリットといえることがあります。まず何といっても為替相場は急変することがあります。最近ではリーマンブラザーズの破綻・破産というニュースがありましたね。元々はサブプライムローン問題を端にしたものですが、このときの為替相場の動きは凄かったですね。今(2011年)では円高でドル円80円台前半というのも数年前では考えられないことでした。
また必ず取引が成立するわけではないということもリスクですね。クロス円で米ドルやユーロを取引していればまず大丈夫ですが、高金利通貨を取引していると、取引自体が成立しないというリスクがあります。高金利通貨というとアイスランドクローナ(アイスランドクローネと間違いやすいですね)とかトルコリラといった通貨は投機性が高く一般の方の取引量が少ないです。売りたいときに売れないということもあります。
FX業界は証拠金規制などの金融庁の規制により以前と比べて義務付けられることが多くなりました。これは一部のFX業者の不義理や倒産といったことが社会問題化したためです。今では信託保全により預けた証拠金が保全されたり、最大レバレッジが低くなりました。ただこのためFX取扱会社の当廃合がすすんでいます。こういうこともひとつのリスクといえます。あまり名の知れていないFX会社は注意してください。
それでもメリットが大きい
外国為替証拠金取引の最大の特徴はレバレッジでしょう。手持ちの資金以上の金額で資産運用ができるというのは何ともいえない魅力です。レバレッジ10倍なら元手が30万円でも300万円分の投資が可能です。株を買ったり外貨預金をするときは同額の資金が必要なので、庶民にはありがたいですよね。
またFX取引の特徴として売りから始めることができる点は大きいです。株式なら買った金額より高くならないと利益にならないし、外貨預金の場合対円で預けるので為替相場が円安にならないと資産が目減りします。対してFXの場合売りから始めることも可能なので、円高の局面でも充分利益が狙うことができます。
スワップポイントというのも忘れてはならないことです。これも外国為替の特徴の一つで、金利差がある通貨ペアを保有しているとその金利差分を受け取ることができるのです。これをスワップ金利といいます。現在円相場は超がつくくらい低金利です。そのためクロス円で買いポジションをたてていれば毎日スワップ金利を受け取ることができます。ただし売りの場合は逆にスワップポイントの支払いが生じます。ここもご注意を。